アラブ人料理のサンブーサクはイギリス、南アフリカ、ケニア、カナダ、アメリカ合衆国などで人気となっています。ひき肉や白いチーズを詰めて焼いたり、油で揚げて小型のパイのようにした食べ物です。南アジアで使われるパンジャブ語やヒンドゥー語ではサモサと呼ばれており、ほぼ同じ食べ物を指します。
あえて違いを挙げるなら三角形と半月型の点だけです。詰め物を生地で包んでから、ふちを指で捻って飾りをつけることが多く、シナモンやクローブで香り付けをしナツメヤシの実をペースト状にしたものを詰めた甘いサンブーサクや、アーモンドを粉末状にして砂糖と混ぜ、オレンジフラワーウォーターやカルダモンで香りをつけたものも存在します。サーサーン朝ペルシアが起源であり、10世紀にバグダード生まれの旅行家で地理学者マスウーディーが著した「黄金の牧場と宝石の鉱山」の中に製法についての詩が記されています。ちなみに「三部作」とは特に関係がありません。